2014年の創業時、私には有り余る想いや熱量とは裏腹に、あまりに不足しているものが多かったです。官公庁に関する知識や経験については自信があったものの、対外的なパフォーマンスや組織の構築、何から何まで分からないことだらけの中でのスタートでした。ひどく不格好ではありましたが、様々な人に助けを求め、知見を授かりながら、何とか目の前の仕事を一つずつこなしていくことの積み重ねこそが当社の現在の姿につながったと思っています。
会社というものは一人の力では何も成し遂げることができません。それは私が痛いほどに身をもって実感しています。同じ志を持つ仲間たちとのチームをつくり、その全員が加速度的な成長を遂げ、自らの力を存分に発揮することのできる環境を作ることが私の使命です。組織は「環境」と「熱量」との掛け算により成果を生み出します。新卒採用者として入社をされる皆さんには、ぜひ誰にも負けない「熱量」を持って私たちのチームの中に飛び込んでいただきたいのです。
日本行研は、公共行政に関する高度な専門知識について日本で最も秀でた集団である必要があります。官公庁にまつわる仕事をするということは、少なくとも「公務員の10倍は公務員のことについて詳しい」状態にならなければいけないということです。それは決して簡単なことではありませんが、それらの必要な力を身につけるための環境はしっかりと整っています。よって、今は何の知識も経験も必要ありません。強い「熱量」さえあればそれで十分です。
当社には無駄な雑用や非効率なハードワークなどが一切ありません。時間外勤務も原則禁止です。有給休暇も全て消化を推奨します。その分、勤務時間内は全ての力を本気で費やしていただきます。私たちは官公庁に対して適正な組織の在り方を指南する立場であり、いつ何時外に出しても恥ずかしくない仕事への向き合い方を実行し続ける必要があります。皆さんがオンオフの切り替えを明確にし、全力で仕事をし、全力でプライベートを充実させてもらえるよう、組織としての最善を尽くします。
私たちの仕事は「カッコいい」です。「公を正しく、国を正しく」という経営理念のもと、行政機関の適正化、民間市場における機会の平等化等を促進することにより、国家全体の繁栄に寄与することを実現させるという大義があります。今後長く仕事をしていくうえで、自分自身や自らの大切な人に胸を張って誇ることができる仕事をするというのは、とても気持ちのよいことだと思います。ぜひ、熱い気持ちを持ったあなたと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
代表取締役社長 落合 紀友